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「相模原市民」さん、誤解がとけて嬉しいです。ありがとうございました。

たしかに鵜野森を巡る状況は、土俵際ギリギリに追い込まれています。でも私たちは市からギブアップ宣言が出るまでは諦める気持ちになれません。ここに到っても「伐採されても林は必ず再生する。“地べた”だけでも買って欲しい」とお願いしています。
　
境川沿いの第二第三の開発、思い当たる場所も何ヶ所かあります。しかし悲しいことに私たちの力ではどうしようもない。特に地主さんに相続が発生した場合や、周辺住民が緑地を迷惑に思っている場合もあり、残念ながら手も足も出ません。
　
緑地が無くなる最大の理由の一つは相続税であり、もう一つは近隣からの落葉や日照に対するクレームや林の手入れの大変さです。これ対する解決策の一つに「市民緑地制度」があります。最近古淵一丁目の斜面林の一角が「市民緑地」になりました。市が地主さんから２０年契約で緑地を借り、その代わりに固定資産税・都市計画税を免除し、相続税も優遇する。また緑地の維持管理は地主さんの責任ではなく、市やボランティアが行うという仕組みです。この市民緑地化に先立って、本会ではその一部で倒木処理や下刈りなどの林の手入れを数年間続けてきました。手入れされた明るい斜面林の現物モデルを、地主さんや市や市民の皆さんに提示したかったからです。
　
とにかく相続が発生したり、開発計画が持ち上がってからでは遅いのです。多くの市民の方々がそのことを理解し、遠い先を見定めて緑地募金を始めるとか、林の手入れに汗を流すような潮流を作り出していかないと、緑地の減少に歯止めを掛けることは出来ません。

今日はここまでにします。次回には人口減少の時代が到来するなか、我々は何をすべきか。不動産業界に身を置く「相模原市民」さんを含め、意見交換させて頂きたく思います。　

ありきたりの言葉かもしれませんが。「一度壊した自然はなかなか元には戻せません」よね。
太古の昔からあるような貴重な自然なのに。経済原理のみで動く業者にしろ、公的立場の役所にしろ、次元の違う話かもしれませんが、いずれも人間のみが勝手に自然を仕切ろうとしているわけで、「人間だけ」しか念頭に置いていないところがそもそも間違いなのです。理念の高い本当の先進国ならば無計画な乱開発は政府が許していませんし、市民や資本家も自然保護には熱心です。
資本・お金なんかいつどうなるかもわかったものではありませんよね。現に日本は1000兆円もの国債借金を抱えていて日銀や政府の信任が落ちれば円の価値なんて一夜にしてパーになるのですがね。そもそも紙幣とは唯の紙切れなんです。政府や社会の信任背景が在って初めて価値が成立するのです。建築物も年数が経てば
確実に価値は減りますし唯の物なのです。自然は何物にも換え難い最も貴重なものだと思うのですがねぇー。

有難うございます。
確かに用途地域変更には地権者の合意が必要ですが、何も線引きを変えなくても、やりようはいくらでもあったと思うのですが・・・
地権者は当然高く売りたい、市は当時買えたのであれば買っている、業者は利益の出る事業をしたい、これは当然のことですので、ここまで来てる以上開発を止めることは難しいかなと思います。今回の土地を開発するという問題も確かに大事ですが、第二第三の開発を食い止めるような動きも必要ではないでしょうか？現に今回の土地とは別に、私の勤めている不動産会社にも土地情報として境川沿いの土地が入ってきてますよ。
このホームページを見る限り、「守る会」の皆様方の熱意はものすごく感じます。署名運動と違って1万円もの募金というのは付き合い程度で出来るものではないですからね。9年前からしているとは知らずに失礼しました。お詫び申し上げます。
ここまでの状況ですと、かなり難しい局面かもわかりませんが、自分も不動産屋の端くれですので、土地・開発等のわからないことはできる限り答えますのでご相談下さい。

しかし、あの接道部分は開発可能な道路だったんですね・・・
２項道路ではなかったんだ・・・
昔はどうだったかなぁ

�C実は昭和６３年の「さがみはら　みどりのまちづくりプラン」では、鵜野森を中心とした境川斜面緑地も「緑地保全地区」指定候補ゾーンとして買取対象地に挙げられていました。境川も相模川、道保川、八瀬川と並ぶ「みどりの自然軸」の一つに位置づけられていたのです。しかしバブルの荒波はものの見事にこの計画を吹き飛ばし、それ以来市の政策文書から境川という二文字は姿を消します。なんとか境川とその斜面緑地を都市計画の中に再び位置づけさせようと、境川緑地の命運に関わる重要な政策決定の際には、要望書や意見書、公聴会での陳述、委員会への参画など様々な努力を不断に行ってきました。そのなかで（仮称）「大野中地区公園」（開発予定地に接する上流側の緑地）の設置が決まり、またいくつかの政策文書の中に「境川斜面林」あるいは「鵜野森・森野」緑地の保全を書き込ませて、やっと外堀を埋めてきた時、今回の開発問題が再燃しました。
この鵜野森の買取が決まったら、逆に「みどりの基本計画」や都市計画上の緑地配置図も書き換えられることになるでしょう。それは鵜野森だけの問題ではなく、境川流域に波及する問題であり、相模原市全体の緑地施策あるいは「まちづくり」の基本姿勢にかかわる問題であると考えます。施策・政策を変えさせる力、そして時には法律までも変えさせる力、それは市民・住民の切なる願いと熱い思いを、しっかり形に表すことから始まると思います。

�@確かに「他人さまの土地にケチを付けて自然を守る」というのはおかしいです。宮崎駿監督がご近所の林を残すのにポンと１億円寄付されたことがあり、私たちにもその位の財力があればとも思います。その代わりにささやかですが、９年前から一口千円で募金を集め、昨年からはさらに一口一万円の募金を始め、どうにか１０００万円に届きました。でも土地を買うお金としたら全くの端金です。それは分かっています。しかし募金者一人一人の募金に込められた思いを、私はヒシヒシと感じているし、この貧者の一灯の思いが、市や市議会に届いた結果が今の状態だと思います。

�A確かに「業者が買ってから動いてるようでは」遅いです。今回の開発に関して言えば、土地の売買契約がなされる前から、市にたいしては「買って欲しい」、地権者には「業者に売らないで、市に売って欲しい」、さらに開発業者には｢この土地を買わないで欲しい｣と再三話し合い懇願してきました。事実業界で名のある２社は撤退しましたが、この過程で、我々の働きかけや市の意志決定が、不動産業界の開発意欲と意思決定のスピードに対して、残念ながら追いつかなかったのです。

�B「なんでもっと早く建てれないような地区計画を制定しようとしなかったんですか？」これが一番重要なポイントです。鵜野森を含む境川斜面緑地の悲劇の根源は、この場所が開発可能な市街化区域にあることです。市街化区域と市街化調整区域の線引きが告知されたのは昭和４５年で、当時の市の人口は２５万人でした。人口の急増と土木技術の進歩は、それまで開発されるはずもなかった急傾斜の崖地にも手を出すようになったのです。しかしこの線引きを変更するには地権者の合意が必要で、資産価値に関わる重大な問題であるため、今さら市街化区域を市街化調整区域に逆線引きすることは不可能です。したがって市街化区域に残された良好な緑地は、都市計画の中に位置づけ、「緑地保全地区」や「公園」などとして法的に担保し、公的に保全するしか手立ては無いのです。

毎朝現地前を自転車で走っている相模原市民です。
自分は都内の某不動産屋に勤務しており、相模原市民・不動産屋の両面から意見を言いたいと思います。
まず「守る会」の方々へですが、一般的に考えて他人の土地の自然を守るというのは、あまりにもおかしいと思いませんか？確かに自然は大事だと思いますし、自分も自然が大好きです。しかし、大事なお金を出して買った他人の土地にまでケチをつける気はしません。あなた方が本当に守りたいのであれば、自分達の私財を投げうって業者から買い取って下さい。ただし一部の守りたい方々の要望で、我々が払っている税金を投入するのは断固反対します！そもそも業者が土地を買って、市が開発許可下ろしているのに、やっぱり開発してほしくないから市財で買い取りますっていうのはおかしくないですか？しかも9億数千万も・・それ自体市のミスではないんですか？何でそんなミスの為に市財を投入するんですか！助役も一部の人の要望で勝手に金払う交渉なんてしないで下さい。市だって開発許可させないような地区計画をもっと早くに制定しなかったのが悪い。業者だってリスクを背負って商売してるんですから利益を乗せて売るのは当然です。「守る会」も本当に自然を守りたいのでしたら、なんでもっと早く建てれないような地区計画を制定しようとしなかったんですか？業者が買ってから動いてるようでは本当に守りたいのか疑われて当然ではないでしょうか。開発自体、常に自然破壊はつきものです。今回の件で最終的に市財を投入し、買い取るなんていうことがまかり通るのであれば、自分は市長に断固抗議しに行くつもりです。「守る会」の皆さんも、本当に守りたいのであれば、人の金で買い取るのではなく、自分達の金で買い取って下さい。それであれば自分も納得です。
自分は間違った事を言ってますでしょうか？反論があるんであれば喜んでお受けします。

栄町の田中淑喬です。
九月に入ってから朝晩必ず貴ＨＰを読んでおります。
「本工事着手」の画像を見て極めて残念です。あの木々は何年経たないと元通りに成らないのでしょうか。
何時になったら助役が交渉に入れるのでしょうか。
イライラとハラハラです。

あの素晴らしい古来からの自然が無くなるのは悲しい。

すまんが無力な我々にできるのは、この程度のアイデアだけだ。

ttp://sports9.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1119106932/l50

9月12日付け「匿名」さんのメッセージは、「誹謗中傷」に該当するため管理者権限にて削除させていただきました。

「17」番のかたは間違っています。

「反対してる人が住んでる場所も元は森の中！」というのはまったくの事実誤認です。平安時代も鎌倉時代も淵野辺や鵜野森地域には「木が一本も生えていなかった」ことが文献で明らかになっております。古代〜江戸初期までは、草しか生えていなかったのに、江戸中期には新田（今でいう畑）開発とともに、畑と同面積必要とされる、人工林＝雑木林を作ったのです。17さんの発言は、とんだ勘違いです。

それに比べて鵜野森の境川河畔緑地は、何万年も緑地であり続け、今でも氷河期の植物が残っております。相模川はかつて、今の境川の場所にありました。そういう意味からも、他に求めることの出来ない貴重な場所ということが出来ます。

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